その後の2週間で状況は大きく変わった。まず、ひざではなく足と手で体重を支えられるようになった。おしりがぴょこぴょこしている。はいはいで進むときはひざを使うのだが、急ぐときはとても速い。あれれっという間に進んでしまう。
おくすりは粉とシロップがあったが、混ぜてスプーンであげると飲んでくれた。「おくすり用スポイト」の話を前にしたけど、最近は離乳食で慣れたのか、スプーンの方がうまく飲んでくれるみたい。
2日間くらいはわきの下やそけい部に氷嚢をあてていた。「熱さまシート」もおでこに貼ったのだけど、こっちはもう大さわぎでいやがって大変。貼って1分くらいすると、冷たいのが気持ちよいらしくておとなしくしてくれるのだが。
そんなこんなで熱が下がるまで3日くらいかかった。「突発疹」というやつかもと疑ったが、発疹は出なかった。
離乳食よりもデザート系の方が好きになってしまったらどうしよう。甘い物ばっかりあげちゃ、やっぱりだめだよなあ……。
風邪で離乳食を止めていた間は、親が普通に食事してるときも「ぼくにもちょうだい」状態だったのだが、そういうときに限ってメニューが辛いやつだったりしてあげられない。今日のところは、がまんしてくれい。
3月29日に寝かせられていた写真と比べると、やはり大きくなったのがよくわかるようだ。
……なあんて言っても、実はつかまり立ち。実際につかまられてみると、結構手には力が入ってなかったりする。
もうつたい歩きができるようになった。ここから歩くまでが長い子供もいるらしいが、拓ちゃんはどうかな??
ある日自分でテレビをつけた拓ちゃん、ボリューム大ボタンを押しっぱなしにして……。大音響にびっくりして泣いてしまった。
ところで、リモコンをいじるとテレビの画面が変わることにはまだ気づいてないようだ。それが理解できた日にゃあ、ザッピングの嵐か?
昨夜12時を回ったころ、ついにオートダイヤルボタンを押してしまったらしい。2回コールしたところで気づいたパパがあわててストップ。リダイヤル番号確認機能で調べたところ、前田おじいちゃん/おばあちゃんの家だった。深夜にベルをならしてごめんなさい。m(_ _)m
昨日に引き続き塩浜宮崎医院で診てもらう。家からはバスで30分弱とちと遠いが、信頼できる先生だ。どうやらより大きな病院へ行く必要があるとのことで、順天堂大学病院への紹介状を書いてもらった。
順天堂大学病院は以前にもかかったことがあったので、時間外の診察の受け方はわかっている。風邪ウイルスによって発生したアレルギー症状ではなかろうかという話だった。はしかや風しんではなさそうだが、100%断言はできないとのこと。
明日また来るようにと言われる。
治りかけの部分で色が青黒くなっていたり、まだ発疹の範囲が広がりつつあるというところが少し心配だが、多分風邪によるものだろうとのこと。今後口腔内にできたりすると外来では大変なので、入院を勧められる。
しばしの躊躇の後、入院することにした。ママが付添いできる部屋は個室しか空いていなかった(差額がちと高い!!)。入院手続きをしたり、家から着がえなど持ってきたりで大いそがし。
病院に戻ってくると、拓ちゃんは診察を終えて点滴を受けていた。拓ちゃんは点滴の固定された手をぶんぶん振り回したり、チューブをいたずらして遊ぼうとしたりで、見ているこっちがひやひやさせられる。
症状は悪くないようで、アレルギー止めのおくすりをのんで、水分補給の点滴を受ける。ちょっと下痢気味だが、とりあえず心配はなさそう。
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